ぱっと見てわからない辛さ
僕は学部2年くらいの頃からメンタルを病んでいた。
病名とかがつくような、そういう状態だった。
それでもなんとか大学にいってゼミをしていたけれど、僕の病気は理解されにくくて大変だった。
きっとゼミを一緒にやっている人にはサボっていると思われたり、怠けてると思われていたと思う。僕が元気そうに振る舞っていたのも悪かったのかもしれない。
実際には精神を病んでいる時は、体が自分のものと思えないほどに重たかったり、歩いているとすぐに息が上がったりするけれど、そういった部分は見えづらい。
きっともっとわかりやすい病気ならよかったのかもしれないなんて僕は思ってしまう。
こういったぱっと見てわからない辛さは精神病だけじゃなくて、人種やセクシャリティにもあるんだと思うし、考えれば考えるほどしんどくなってしまう。
深刻に考えても辛くなるだけなので、考えるのを止めることにする。